福島の子どもたちの体力・運動能力の低下を取り戻すための遊びとは?

福島の子どもたちの体力・運動能力の低下を取り戻すための遊びとは?

子どもの運動 

夏の訪れとともに、真っ黒に日焼けをした子どもが増えてきました。サッカーをしたり、プールで沢山泳いだりしているようです。ところが一方で、「最近すぐ“疲れた”と言うのです」、「よく転びます」、「つまずいただけで骨折しました」などという話も耳にします。新聞紙面では、福島の子どもたちの体力・運動能力の低下を危惧する記事を目にする機会が増えました。

私たちが平成24年度から郡山市内の児童生徒を対象に行っている体力・運動能力テストでは、走・跳・投という運動の基本要素のみならず、持久力も低下してきている実態が判明しました。実はこの傾向はだいぶ前から認められ、震災後にさらに顕著にみられます。全国的にも、1980年代後半から子どもたちの体力・運動能力の低下は著しく、将来どのような影響が出てくるのか専門家の間では大変危惧されています。

そもそも、子どもたちの体力や運動能力を高めるものは何だったのでしょうか?1980年代以降、子どもたちが急速に失ったものは、体を使った遊びです。様々な体を使った遊び(いたずら)を通して、子どもたちは体の“動き”を修得し、遊びにのめり込むことによって、持久力を養ってきました。しかし、最近の子どもたちの生活を見てみると、テレビやゲームに没頭する時間が増え、座ったままの時間が増えました。子どもの遊びに重要な“3つの間”、遊ぶ“時間”、遊ぶ“仲間”、遊ぶ“空間”が減ってしまいました。
生後から小学校低学年までの時期は、脳神経系が急速に発達する時期であり、様々な刺激を受ける必要があります。体を上手にコントロールするためには、いかに沢山のパターンの体の“動き”を経験し、脳にその刺激を伝え続けるかが鍵となります。そのためには、子どもたちは体を使った遊びにおもしろおかしくのめり込むことが重要です。そして多くの友達と群れて遊ぶことが、楽しさを倍増させます。子どもがもっと元気になるために、まず体を使った遊びの良さを見直しませんか?

トップに戻る


前の記事

後の記事


福島県内の子育てママはこんな記事も読んでいます。

ピックアップ幼稚園