おおのこどもクリニック小児科が教える感染症胃腸炎の予防策

おおのこどもクリニック小児科が教える感染症胃腸炎の予防策

医療コラム ,,,,

冬に流行しやすい「感染性胃腸炎」とは?

今回は、おおのこどもクリニックの大野広樹先生に、冬に流行しやすい感染性胃腸炎〜ノロウイルスとロタウイルス〜についてお話をうかがいました。毎年この季節には感染性胃腸炎の流行が始まります。その原因の大半を占めるのが、ノロウイルスやロタウイルスです。どちらも一年を通して感染し、発症しますが、秋から1月はノロウイルスが、1月から春にかけてはロタウイルスが主に流行します。健康な方は感染しても軽病で回復しますが、体力のないお子さんやお年寄りでは重症化することがあります。現在、どちらのウイルスにも効果的な抗ウイルス剤はありません。そのため、予防と二次感染の防止が重要になります。

感染源

どちらもウイルスに汚染された食物の接種により感染します。流行を引き起こすのは、感染者の糞便・吐物からの経口感染や飛沫感染によることが多く、そのため、保育所や幼稚園で流行しやすいのです。

症状

感染から1〜3日くらいの潜伏期を経て、突然嘔吐や発熱で発症し、その後、下痢になります。ロタウイルスの場合、白っぽい下痢が特徴です。

治療方法

水分・電解質(人間の体液に近いイオン水)補給などの対処法が主となります。吐気が強い間は絶飲食のうえ、身体の安静を保ちます。吐気が軽くなってきたら、子ども向けのイオン水やスポーツドリンクなどを人間に温めて、少量ずつ接種させてください。

注意すること

特にロタウイルスによる胃腸炎は、乳幼児の菜合、重症化しやすく、嘔吐・下痢による脱水、ときには痙攣を引き起こすこともあります。活気がなく、顔色がよくない場合は、点滴などの処置が必要になりますので、早めに医療機関を受診しましょう。

予防法

お子さんが外から帰ってきたら、手洗い・うがいを徹底させましょう。また、お子さんが感染した場合、看病をする方を通し、他のお子さんに感染する場合があります。看病をする方が汚物を処理するときは、必ず使い捨て手袋を着用し、手洗い・うがいを徹底してください。

やっぱり予防が大切

①手を水で濡らし、石けんを十分に泡立てる。

②手の甲、手のひら、親指、指の付け根、指と指の間を丁寧に洗う。

③爪の隙間をよく洗う(ブラシなどを使うとより効果的)

④10秒から15秒もみ洗いし、手についたウイルスを洗い流す

⑤清潔なタオルやペーパータオルで水分をふき取る

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