関節に腫れや痛みが…関節リウマチとは?炎症で骨や軟骨が壊される?

関節に腫れや痛みが…関節リウマチとは?炎症で骨や軟骨が壊される?

医療コラム ,,

膠原病の中でも関節リウマチとはどういう病気ですか?

 関節リウマチは、関節に炎症を起こす病気です。現在日本には約60~70万人の患者さんがいるといわれています。女性は男性の3~4倍多く、20~40代に多く発症するのも特徴です。ちょうどarukuの読者さん世代に起こりやすい病気です。発病すると関節の腫れや痛み、朝起きたとき手や指が動かしにくくこわばった感じなどの症状がみられます。女性の20~40代は、結婚・出産・育児などライフスタイルが大きく変わります。関節が痛くなっても、疲れているからかしら?ちょっと頑張りすぎちゃったのかしら?と女性はつい自分のことを後回しにしがちなので診断が遅れてしまうこともあります。
 関節リウマチの原因ははっきりとは分かっていませんが、免疫(めんえき)の働きに異常が起こり発病すると言われています。炎症が長引くと骨や軟骨が壊され、関節が変形します。また関節だけでなく目の炎症や血管の炎症を伴うことがあり全身の病気です。
 関節リウマチになってしまうと関節が変形してしまうの?と心配になってしまうと思いますが、この10年で治療は大きく進歩しており、生物学的製剤といわれる注射や点滴の治療が加わりました。発症して早い段階で適切に治療すれば関節の変形もなく普段の生活と同じように何も変わりなく生活が送れるようになっています。
今までの治療で効果が出なかった方が注射を始めて、「今まではフライパンを持つだけでも手首が痛くて朝のお弁当作りが苦痛でした。でも今は家族のためにお弁当や朝ごはんを作れるようなりました。」とか「治療を始めてから孫を抱っこできるようになりました」などの感想が聞かれます。関節リウマチの治療は長いお付き合いが必要となります。不安なことや気になることは医師や看護師に相談して治療方針を決めていきましょう。

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お話をうかがった先生

医療法人 健生会 おおがクリニック
膠原病内科 間 桃子 先生

施設名 医療法人 健生会 おおがクリニック
所在地 郡山市片平町字出磬東5-5
URL http://www.ohga-child-clinic.jp/

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