誤飲・異物の誤嚥・溺水など小児の事故原因と特徴

誤飲・異物の誤嚥・溺水など小児の事故原因と特徴

医療コラム ,,,,,,,,,

小児の事故で多いのは誤飲・異物の誤嚥・溺水

病院を受診する小児の事故原因の特徴は、全年齢を通して不慮の事故が多いことです。そして、保護者側がわずかな時間、目を話した間に起こっているのも特徴の一つです。

さて、事故を防ぐには予防が一番大切です。そして、予防するためにはいつ頃どんな事故が起きやすいかを知ることが大切です。たとえば生後1ヶ月以下は、周囲の不注意によるもの(誤って上から物を落とす、兄弟が抱き上げて落下させる・誤って踏んづけるなど)が多く、7〜12ヶ月はやけど(ストーブ、電化製品などに触る)・タバコ・医療品などの誤飲、1歳を過ぎるとピーナッツや玩具などの誤嚥、溺水などが増えてきます。

これらの事故を防ぐには子どもから目を離さないことが一番ですが、忙しいとお母さん方にとっては難しいことと思います。今回はこれらの事故の中で、代表的なものについていくつか予防法をお話します。

誤飲の原因としてタバコが一番多いので、家族全員で禁煙することが一番です。医療品は鍵のかかる場所、または小児の手の届かないことろに保管しましょう。

異物の誤嚥を予防するために、トイレットペーパーの芯を通り抜ける大きさの物(ピーナッツなどの豆類はもちろん、玩具など)は子どもの周りに置かない・与えないようにしてください。

溺水は1歳児に最も多く、その80%は家庭の浴槽で発生しています。溺水を予防するために、浴槽には鍵をかける、ごく少量の水でも溺水することがあるので浴槽は使い終わったら水を抜くことが大切です。また、大人が一緒でも絶対に目を離さない(大人がシャンプーしているわずかな間に溺水することもあります)ことも重要です。

以上、どんなに注意していても残念ながら事故が起きて、お子さんの生命に危険が及ぶこともあります。その時のために、小児救命処置の方法を保護者が学んでおくことも大切です。最後に小児の事故のホームページを紹介しますので参考にしてください。

子どもの安全ネットワーク・ジャパン

http://safekids.ne.jp/childaccidentreport/

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【お話をうかがった人】
太田西ノ内病院 小児科 生井 良幸先生

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